2023年04月14日
VFC LAR(FN FAL) DX
去年の11月から待ちに待たされたVFCのLAR DXがようやく届きました。待つ事半年ですが、LAR STDは予定通りに去年の11月に出荷されています。
DXはSTDのレシーバーがスチールにした事以外は箱が木箱になったぐらいで、STDより簡素化したTYPE3のレシーバーなので逆に製造コストが掛からないと思いますが、何故か後回しにされてました。
STDから比べると、かなり高額なDXですが削り出しレシーバーのコストとこの木箱以外では大差無いようです。まあ軍に配給する荷姿みたいな木箱はカッコいいですが、とにかく大きくて邪魔で私的には要らないので一万でも安くして欲しかったです。
箱の中は仕切りされておりタイラップで固定されます。販売店が養生してくれたのか解りませんが、ビニールの中にも負荷が掛かる箇所にプチプチで養生されており銃本体は無傷でした。
内容ブツは銃本体と取説の入った袋一式とマガジンです。
袋の内容ブツは取説と安全ガイドとBBローダーとFN FALのライセンスカードと専用工具です。
意外と小さい工具ですが、後ほど活躍します。
FALと言ったら、この細長いスマートなデザインで昔から一番好きなアサルトライフルでトイガンとして一番欲しかった銃です。
過去に渋谷のJACからガスガンで初めて製品化されましたがオールプラなので剛性が弱く満足行く商品ではありませんでした。後にARESとキングスアームズから各バリエーションが製品化されましたが、どちらも電動ガンで、サバゲーやらない私には鑑賞用でしかありませんでした。
そして今回のガスブロのLAR(FAL)を手にして、これ程完璧なFALを手にする日が来るとは思いませんでした。良い時代になりましたね。
各部分の詳細はもう既出なので他の方のブログのほうが大変解りやすく説明していますので、今回は割愛させて頂きます。
DXとSTDの違いや他の気になりました点など書いて行こうと思います。
DXとSTDの一番の違いはミドルレシーバーがDXがTYPE3でSTDがTYPE1とジェネレーションが違うのと材質がSTDが亜鉛合金に対してDXがスチールCNCの違いとライセンスを取り刻印が入る事です。
まずこの製品ではじめにイラって来る箇所です(笑)
他の方のブログを見ると皆剥がすのに苦労してるみたいですね!私も苦労しました。
参考にならないですかが、私の場合はこのテイクダウンレバー?が保護シールに噛んでますので、レバーに隙間を出す為に爪楊枝を付け根にかまして、シールに掛かる負荷を抜いてシールをペンチで一気に引っ張ったら剥がせました。
このテイクダウンレバー?を右回しすれば、レシーバーがテイクダウンする見たいですが、鬼の様に固いので私は諦めました。
セレクターの箇所の丸い保護シートは意外とあっさりはずれます。
ほぼ外装がスチールなので磁石がくっ付くか確認します。
ハイダーとアウターバレル(見える部分)はくっ付きます。
フロントサイトブロックもくっ付きます。
フロントサイトにもくっ付きます。
フロントスイベルにもくっ付きます。
コッキングレバーのハンドルはアルミですが台座部分はくっ付きます。
キャリングハンドルのハンドルは樹脂ですがベースはくっ付きます。
トップカバーにくっ付きます。
ミドルレシーバーには勿論くっ付きます。
ロアレシーバーにもくっ付きます。
トリガー、トリガーガードにもくっ付きます。
セレクターレバーにもくっ付きます。
テイクダウンレバーにもくっ付きます。
リアサイトにもくっ付きます。
リアスイベルにもくっ付きます。
一通り磁石をくっ付けましたが、ハンドガードの中の見えない部分のアウターバレル等がアルミ製だとうたってますので確認します。
ハンドガードの脱着はフロントサイトブロックのマイナスネジにより固定していますので、マイナスドライバーで外します。
マイナスネジが外れるとハンドガードが先端から割れる様に外れます。マイナスネジは紛失防止の為かハンドガードに付いたままになります。
アウターバレルとガスパイプが見れます。
なんとアウターバレルは磁石がくっ付きました。
ガスパイプはアルミ製ですが付け根部分とレギュレータ?部分はくっ付きます。
事前情報でDXでもハンドガード内のアウターバレルとガスパイプはアルミ製だと解ってたのでDNAのスチールアウターバレルセットを購入していました。
まさかのアウターバレルがスチール製だったので無駄になろうかですが、ガスパイプはアルミ製なので、こちらだけでも替えようと思います。
てかなんでここだけアルミを残すのか?
ガスパイプを交換して行きます。分解の仕方はFOXさんのDNAスチールアウターバレルセットの商品説明を参考に我流で行っています。参考程度でご覧下さい
ガスレギュレーター?先のノブをロックを押しながら時計回りに反転させて外します。
中のピストンとスプリングを抜きます。
ハイダーを反時計回りで外します。
そして先のアウターバレルを時計回りで外しますが、手では回せずに先端に切り欠きがあるので専用工具で回そうとしましたが外れず、平レンチをかまして回そうとしましたが鬼固で先端が変形したらハイダーが装着出来なくなるので断念しました(汗)
追記:アウターバレルは今回のロットからワンピースのスチールアウターバレルになった様なので、無理に回さなくて良かったです。
ガスパイプはアウターバレルやフロントサイトブロックを外さなくても脱着可能と解りましたので、フロントサイトを外します。参考にした脱着方法には画像のようなピン回しを使ってますが
専用工具を使用したほうが外し易いです。
3点のパーツなので無くさない様に
ガスパイプの付け根部分を反時計回りで外します。とても手では回らないので専用工具を使いますが手では回りません、アウターバレルの件が頭によぎりましたが、専用工具の先端を曲げないくらいの力でハンマーで叩いたら回りました。
反時計回りで完全に外します。
反対側のレギュレータのアジャスター?を反時計回りで外します。これは手で回ります。
まだガスパイプは外れません
画像のピンポンチの先にある2ミリのピンを外します。
2ミリのピンポンチを使います。
ガスパイプに開いている穴にピン外しに使ったピンポンチなどを挿入して反時計回りでガスパイプを外します。
DNAのスチールガスパイプを用意します。
上がアルミで下がスチールです。
ガスピストンも下はステンレスになっています。
スチールガスパイプに元のパーツを付けます。
ガスパイプをフロントサイトブロック側に装着します。
時計回りで回して穴が真横になる位置で止めます。
アジャスターで固定する前に
2ミリのピンを外す時の反対側から挿入します。画像よりもう少し奥までピンを叩いて入れたほうが良いです。
アジャスターはスプリングをかませながら時計回りで入れます。
しっかりと奥まで回したら1の刻印が上になる位置で止めたほうが見栄えが良いです。
反対側の付け根の装着の前にキャリングハンドルを装着します。
付け根を時計回りで回し装着します。
最後に専用工具で軽く締めます。今後の脱着の為に締め過ぎはしません
ハンドガードの受金を元の位置に戻します。
フロントサイトを戻します。
座金の凸部が溝に嵌る様にフロントサイトを時計回りに装着します。
ガスピストンとスプリングを挿入します。
最後にノブをロックを押しながら反時計回りで反転させて固定します。
これでガスパイプの交換が完了です。
DX専用のスチールアウターバレルでしょうか、シリアルナンバーなどの刻印がなされています。
ハンドガードを取り付け完了です。
ハンドガードの冷却穴から見えるガスパイプのグレーがチラリと少しは交換した感じがします。
気持ちフロントヘビーになった気がします。やはりガスピストンもアルミからステンレスになった重量が効いています。
まだテイクダウンしてませんので内部パーツがスチールか確認してませんが、他の方のブログで確認してますので、一応これで全てがスチール化したと思います。
DXはレシーバーがスチールな事とライセンスで刻印がある事と木箱以外に、刻印入りのスチール製ワンピースアウターバレルが装着している事が解りました。
まあ果たしてSTDとの金額の差がそれで埋まるのかは解りません、でも買って後悔はありません
では