2024年01月20日

エラタックスコープマウント



前回紹介したシュミベンことSCHMIDT&BENDER PM2を装着する為にREPTILIA AUSマウントを購入しましたが、ショートスコープ用なのでイメージが合わなく、ロングレンジスコープのマウントを探してました。

やはりG28DMRに採用されているエラタックのマウントが欲しいですが、H&K社がG28DMR専用に特注したマウントなので正規の市場には無く現実的ではありません、それに酷似したマウントをVショウで運良く入手出来ましたので紹介します。



マウントはプチプチの袋に包装されております。



内容ブツはマウント本体に取説にレンチとオプションのピカニティーアダプターです。






塗装はキャメルブラウンのセラコートで全体的にマットです。G28のロアレシーバーに近い色合いです。デモ機だったので多少の使用感はご愛嬌ですが目立った傷やスレの無い美品です。




マウントリングに刻印されている数字は分離した時に間違わない様に数字で合わしています。傾斜が20MOAなので前後と微妙に違います。



銃へのマウントはボルト式です。なんと締め付けトルクが10-12NMです。そんなに必要なのかとガチガチですがスチールレシーバーの実銃のG28DMRにはいけますがアルミレシーバーのVFC G28DMRには無理です。



マウントのボルトにはエラタックの刻印がなされています。レプリカマウントにはありません



H&K G28専用マウントには派手な刻印がありますが、こちらはシンプルに20MOA→だけです。
マウント高もH&K G28専用マウントから比べるとあります。



55mmピカニティーアダプターを前後に装着する事にしました。その意図はG28専用マウントに似せる為です。なんとピカニティーアダプター一つにレンチとビスが付属しています。





マウントリングのトップにはピカニティーアダプター装着の穴が開けられてますが、ネジ山の保護か律儀に芋ネジが入ってますので付属のレンチで取り除きます。





ピカニティーアダプターは55mm10mm高の6スロットの物です。H&K G28専用に装着してあるピカニティーアダプターより1スロット短いので7スロットのピカニティーアダプターも出して欲しいところです。
マウントリングトップに噛み合う様に凹みがあるのが良いです。






ピカニティーアダプターをマウントリングトップに載せて付属のビスを付属のレンチで締め付けます。特に締め付けトルクの記載は無いですが細かいビスなのでそこそこに手で締め付けます。




反対側もピカニティーアダプターを装着して完成です。



外した芋ネジは今後ピカニティーアダプターを外した時にメクラに使うので付属レンチと共にビニール袋の中に入れとくと失くさないです。




マウントリングトップは本体付属のレンチで外します。




マウントリングトップを外した後に穴が見えますがマウントボルトを2本のビスで固定しています。このビスを外すとマウントボルトが外れますが



マウントボルトのナットの脱着防止のビスがネジ止め剤が強力なのか山がバカになって外れません(^^;;
まあバラす必要は無いので支障はありません



マウントリングトップの裏側はこんな感じでピカニティーアダプターの固定ネジは出っ張りが無いです。メクラの芋ネジの場合はスコープ装着後に締め付けるとスコープにダメージを与えるので注意が必要です。



マウントリングトップは先に述べた様に番号を合わせて装着します。



マウントリングの固定ビスです。まあレプリカと大差無いですがしっかりとしたビスです。







一つのアルミブロックを削り出しで製作した事によって凄くしっかりとゴツいマウントでどんな大口径スコープにも合いそうです。ピカニティーアダプターも本体と同じキャメルブラウンにセラコートして貰おうと考えましたが2トーンの色合いが良いのでこのままにします。やはりオリジナティーがあるほうが良いです。



次回はスコープに装着したら更新します。
どんな感じになるか楽しみですね!

ではでは

追記:2024 1/20

スコープへ取り付け




エラタックスコープマウントをスコープへ装着の前に今までVFC G28DMRに装着してました、レプリカマウントと比較します。




レプリカマウントはG28専用のマウントを再現してますので、刻印などは派手です。エラタック製のマウントは先にマウント高がレプリカマウントより高いと書きましたが比べると同じです。筐体に厚みがあるので勘違いしてました微妙に違います。



ピカニティーアダプターですが、レプリカのほうは実物のG28専用に忠実に7スロットありますがエラタック製のピカニティーアダプターは6スロットしかありません、まあ比較するとフォルムはあまり変わらないですね、ピカニティーアダプターを固定するビスがレプリカは六角に対してエラタック製はトルクスのビスです。



底面はピカニティーレースに固定する部分ですが形状も少し違いますね、固定ネジのボルト部分はレプリカが丸い棒に対してエラタック製は角張っており固定のビスの数も違います。



ボルトの固定するナットですが形状は変わりません、ナットの脱落防止にビスがあるのも変わりません




VFC G28DMR付属のレプリカマウントはエラタックの箱に取り敢えず保管しておきます。北川光学製造所のシュミベンレプリカは元箱に収めて保管します。また陽の目を浴びる事があるかな?



シュミベンの登場です。



これで役者が揃った感じです。



そしてスコープを載せるVFC G28DMRの登場です。



スコープマウントに装着前にキルフラッシュを装着します。タラバックス製の専用のキルフラッシュとバトラーキャップです。



今回は予備のバドラーキャップがあるのでキャップマウントごと外しました。



この様な構成で装着します。



まあ簡単に装着出来ます。



外したバトラーキャップとキャップマウントは失くさない様にブリスターパックに入れて保管します。



いよいよスコープをマウントに装着します。装着前に超高額スコープなので本体になるべく傷やスレ跡を付けない為にコピー紙を切った物を内側に貼りました。マスキングテープなどで以前は貼ってましたが劣化して逆にスコープにダメージを与えた件がありましたので劣化が無い紙にしました。ただ濡らすと駄目ですがお座敷シューターなのでまずは有り得ません



私の独自な方法でスコープを装着しますので、全く参考にはなりません、あくまでも玩具に載せるので実銃に載せる想定ではありません、冷やかし程度でご覧下さい

まず水平レベルゲージで銃自体の水平を出します。



スコープマウントを銃に装着します。仮止め程度で固定します。



マウントの水平をレベルゲージで測ります。



マウントが水平になってたら、スコープ本体をマウントに載せます。スコープの位置はアイリーフによって変わります。



スコープ自体の水平をレベルゲージで出します。



スコープの水平を見ながらマウントリングトップを装着します。



ピカニティーアダプターの水平も気にしながらビスで固定します。



完全にビスで固定出来たらスコープとピカニティーアダプターが同じ水平かレベルゲージで確認します。



後ろがちゅんと水平を出して固定したら、前はピカニティーアダプターだけの水平出しをしてビスで固定します。



前後のマウントリングトップが固定出来たらスコープ装着完了です。



ピカニティーアダプターにエイムポイントT2を装着しました。







今まで北川光学製造所のレプリカを装着していて、それでも満足でしたが、やはりガチは良いですね!

ここまで掛けた金額は恐ろしいので考えませんが、この組み合わせは最高です。








キャメルブラウンのセラコートの色合いもシュミベンのRAL8000に違和感なく馴染んでます。G28DMRの3x20-50 PM2より口径がある3x27-56 PM2なので、似合うかと少し不安でしたが心配不用でしたね



まあ実際に野外で射撃しないので宝の持ち腐れですが私にとっては最高のコレクションになりました。

ではでは



























  


Posted by sinndesuyo  at 06:13光学機器