2022年07月05日

NorthEast MP2A1(UZI)GBB メンテナンス分解



大好評のNorthEast(以下NEに略します)MP2A1ですが、メンテナンスの時にトップカバーが硬くて外せないと他の方の記事で見掛けます。私も素手で外すのは、まず無理だと断念してましたが、内部のボルトなどに全くOILが塗って無い情報がありましたので、これはいけないとトップカバーを外す事を決意しました。
海外や国内のYouTubeで色々検索して良い方法がないか探しましたが、海外の大雑把な外人さんだとマイナスドライバーをそのままカバーに当てハンマーで無理矢理叩いたりして開けてましたが、レシーバーは傷だらけになっています。
超神経質な私には絶対無理なので、なんか良い方法がないか空っぽの頭を使って考えましてどうにか良い方法を見つけました。
決してこの方法が最適な事ではありませんので、あくまでも参考程度で見てください、



車の点検ステッカーなど剥がすプラスチック製のスクレーパーで小型の刃先が薄くて、ある程度強度がある奴(カーボン)を使用しました。(アストロプロダクツ製)
刃先の保護と銃側にもスレが付かない様にマスキングテープを刃先に貼ってます。



スクレーパーの刃先を画像の位置のトップカバーとレシーバーの隙間に差し込みます。



画像の様にトップカバーのリリースボタンを左手の指で押しながら



プラハンマーで叩きます。本体に間違えて叩いてダメージ与えない様にプラスチックハンマーを使用して下さい



一気に叩いて開かないで徐々に叩けばトップカバーがパカっと開きます。





フロント側を軸にテイクダウンする感じでトップカバーを外します。






ボルトは少し後ろに引きながら上に少し上げて前に抜きます。




リコイルスプリング、バッファーはボルト同様に上に上げながら前に引くと外れます。



ボルトとリコイルスプリング、バッファーです。内部パーツはこの2点なのでメンテナンスが非常にやり易いです。



チャンバーがニョキと出ています。



スリングスイベルは裏からかしめているだけなので強く引っ張ると抜けるんじゃと心配になります。



シアーやディスコネクタが少し露出しているだけでシンプルな構造になってます。



ボルトの右面、薬莢がエジェクトするので開口部があります。



ボルトの左面、こちら側はフラットになってます。



ボルトの上面、コッキングレバーが引っ掛かる為にスリッドが入ってます。



ボルトの下面、最も重要な部分でノズルやシアーの当たる箇所はスチールのチップが入ってます。



ボルトの後ろ面、ノズルのスプリングの受け金とリコイルスプリングの穴が開いてます。



ボルトの前面、リコイルスプリングを受ける金具があります。Lボルトと名称がついてますが、前から見ると正方形でU字に切り欠きがあるのでUボルトでは? 素材はアルミの様で軽いです。



ノズルは樹脂製です。オープンボルトなのでローディング部分の強度があるのかは不明です。



リコイルスプリング、スプリングガイド、バッファーが一体式になってます。



バッファー部分は耐衝撃のラバーになってます。



トップカバーの裏面、ボルトに引っ掛ける爪があります。



組み立てです。リコイルスプリング一式をレシーバーに入れます。



ボルトの下面にグリスを塗ります。グリスは専用の物以外でも良いですが、ベトベトしないクリーム状のグリスが良いですね、猟銃の銃砲専門店などで売っています。



レシーバー内部にもグリスを程々に塗って、シアーなどにはシリコンスプレーで塗ります。チャンバーのホップラバーにシリコンが掛からない様に気おつけます。




リコイルスプリング一式を完全にレシーバーの奥まで差し込みます。リコイルスプリングガイドを少し上げてボルトの穴に注意しながら挿入してボルトをレシーバーに装着します。完全にボルトがレシーバーに収まっている事を確認します。



ボルトの上面にグリスを塗ります。



トップカバーを前側から差し込む様にレシーバーに装着します。



親指でギュッとトップカバーをリリースボタンの中ほどまで押して嵌めます。



プラスチックハンマーで軽く叩くと



リリースボタンが掛かります。完全に掛かってない場合は掛かるまで軽くプラスチックハンマーで叩きます。




トップカバーが前から後ろまで嵌っているのを確認したら完成です。



動作確認して、少しOILが馴染むまで空撃ちやコッキングしてスムーズに動作するか確認します。リコイルスプリングが少し弱いのか最初はボルトの閉鎖が甘い場合がありますが、馴染むとちゃんと閉鎖して調子良くブローバックしました。

かなりタイトな作りなので、分解には注意が必要です。トップカバーも何回か分解を繰り返すと手で外せるまでになると思いますが、ガタつきが出る場合があると思います。むやみな分解はせずに、必要な程度に済ませるのが得策だと思います。

あくまでも私の我流ですので、参考程度で他に自分に合った方法があれば、そちらで行ってください、

ではでは




  


Posted by sinndesuyo  at 20:31NorthEast