2024年03月22日

APFG/VFC SIG MCX SPEAR LT



APFG/VFCから待望のMCXの最新版のSPEAR LTが発売されました。去年の電撃発表から発売期間まで短いのでVFC製造の事だから遅れると思いましたが、しっかりと予定通りに発売されました。最近のAPFGさんは優秀ですね!




箱は相変わらず質素な茶箱に入っています。



内容ブツは本体、取説、マガジン、ローダー、六角レンチです。




APFGは版権の問題でSIGなどの刻印は入ってませんが、今回はお店仕様か刻印入りの物を購入しました。またFDEのミニマリストとグリップが標準で装着しているところが良いです。



マガジンハウスにはしっかりと刻印されてますね、なんか墨入れしてる様に見えますがレーザーの焼焦げみたいな感じで私的には残念な点です。追記:実銃にも最近の仕様なのかは解りませんが墨入れされている個体が確認しています。




アンビタイプのマガジンキャッチとボルトキャッチレバーが特徴的です。ボルトキャッチはスチールですがマガジンキャッチは残念ながらアルミです。



ロアーやセレクターにも刻印がされてます。
セレクターはAR系と同じでアルミ製になります。




グリップはコヨーテカラーのSIG MCX/M400 グリップを模した感じですがSIG SAUERの刻印がありませんが消した形跡があります。



エジェクションポートカバーはAR系標準のが装着しています。



エジェクションポートから見えるボルトにはマルチキャリバーの刻印がなされてます。



フォアアシストノブのボタン部分はスチール製でハウジングは樹脂製になっていて取り外し可能です。



マガジンキャッチ周辺のガード部分はAPFGの製品が一番実銃に近い形状です。



そしてSPEAR LTの特徴でもあるアンビのボルトキャッチレバーです。



チャージングハンドルはアルミ製でMCXのアンビタイプが付いています。



ストックはFDEカラーのミニマリストストックが標準で付いて来るのが嬉しいです。




折りたたみも実物と同じくしっかりとロックしてガタ付きがありません



ハンドガードは9インチのショートモデルでSPEAR LT独特の形状でライト類を色んなアングルで装着出来ます。



従来のVIRTUSなどハンドガードのガタ付きが問題でしたがSPEAR LTになってからハンドガードとレシーバーに直接ボルトで止める事になりガタが無くなりました。



ガスブロックはアルミ製でレギュレーターなど再現しています。ガスレギュレーター先の穴をレンチで回すとホップ調整出来ます。




ハイダーはスチール製でアウターバレルはアルミ製です。ハイダーはサイレンサーが取付けられる様にネジ切りしています。



残念ながらToxicant CAG QDサプレッサーは装着できません




アッパーレシーバーですが2世代モデルのVIRTUSに比べてストックの収納する溝?が初代モデルのレガシーの形状に近くなりました。色合いはセラコートで言うとスモークブロンズに近い色です。



チャージングハンドルを引けばボルトが一緒に外れます。




一般的なAR系にはバッファーがあるので、リコイルスプリングはバッファーの中に装着してますが、MCXの場合はバッファーが無いのでアッパーレシーバー内にリコイルスプリングを設置する関係でボルトに直に付いています。リコイルスプリングは海外製のレートが高い物が付いてます。フロンだと動作不良起しますので日本仕様のレートの低いリコイルスプリングに交換が必須です。ストライクアームズさんのAPFG Rattler SD GBB(MCXシリーズ) 用 リコイルスプリング Ver.1のソフトかノーマルを推奨します。



リコイルガイドストッパーは樹脂製です。
リコイルスプリング交換はこのストッパーを外して交互に交換すると交換しやすいです。



ノズルはVFCの樹脂製です。ボルトの筐体は残念ながら亜鉛ダイキャストの様なのでサードパティでスチールが出て欲しいところです。



レシーバー側にはシアープレートが装着しています。



ロアーレシーバーですの色合いはセラコートで言うとバーントブロンズに近い色です。アッパーと色分してるのがリアルです。



ファイアピン、ボルトキャッチはスチール製です。



ハンマーもスチール製です。




シアー、フルオートシアーもスチール製です。



トリガーもスチール製なのでファイアシステムは全てスチール製になります。




ついでにテイクダウンピンとQDスイベルソケットもスチール製です。



マルイのMWSも良いですがテイクダウンした時に萎えますが、APFG/VFCは構造がリアルなので良いです。




以前購入した実物のミニマリストストックとM400グリップがありますので交換します。




グリップは蓋を開けて4ミリの六角レンチで外します。



グリップを外す時にセレクタープランジャースプリングとテイクダウンピンのプランジャースプリングが抜けて来ますので紛失には注意が必要です。



右側がAPFGで左側がSIG純正です。
コヨーテカラーですが中々似た色合いな感じです。



APFG/VFCは機構がリアルなのでプランジャースプリングの位置もリアルだから実物グリップもそのまま使えます。過去のはグリップ側の穴がない為にスプリングが短いので実物グリップを付ける際には穴を塞いでましたが、今回は実物と同じく付属のグリップにも穴があるのでそのまま実物も使える様になりました。



プランジャースプリングが抜けたり曲がったりしない様にグリップを本体に装着して付属のボルトで取付けます。



流石APFG/VFCはきっちりと装着出来ました。



ミニマリストストックは純正のままで充分ですが、チークパットが付いてないので交換します。T25トルクスレンチで外します。



上が純正で下ががSIG純正です。SIG純正はBARNT BRONZEにセラコートしています。



ミニマリストストックも装着しました。各パーツごとに微妙に色合いが違うのもリアルな感じで良いです。




本家VFCが製造だけあって限りなく実銃に近いMCXの最新のSPEAR LTです。この勢いでXM-5(7) SPEARも製品化して欲しいですね!

では。

追記:03/30



BJ TAC製SIG MCX M400レプリカグリップを購入しましたので比較します。



製品には取付けボルトも付属します。





APFG MCX SPEAR LTのグリップには無いSIG SAUERの刻印が入ります。



底蓋も実物同様にストレージスペースとして使えます。



各社のグリップを左側から色合いが濃い順番で並べてます。SIG純正、APFG製、BJ TAC製、明らかに色合いが違いますね



上面の形状が見事に実物のSIG純正と同じです。



底面もAPFGはSIGの刻印は無いですが同じです。



底蓋の開き具合は各社違いますね、BJ TACの開きが弱いです。



銃に装着して、SIG純正よりはどちらかと言うとマグプル系のダークアースの色ですね、ブラウンメタ系のSPEAR LTには薄過ぎる感じがします。



APFGに装着しているグリップが丁度中間の色の濃さなのでSIG SAUERの刻印があれば文句無しですね、意図的に色合いを変えてるのか解りませんが各社がこんなに違うのが面白いです。

追記:04:13



APFG MCX SPEAR LTのハンドガードは短い8’なのでライト類やレーザーデバイスなどのアクセサリー類を装着すると今まで使用していたSUREFIREのリモートスイッチでは大きくて良いポジションに取付け出来ませんので、もっとコンパクトで構えた時に良いポジションに取付けられるリモートスイッチが無いか探しましたらUNITY社のMODLITE MBLと言う非常にコンパクトなリモートスイッチを見つけましたのでポチりました。



見た目は樹脂製の安っぽいスイッチですが値段は安くはありません、リモートスイッチのワイヤーの長さが7’と4.5’があり今回はライト側が7’でレーザー側が4.5’にしました。付属のスイッチマウントは平らなんでレーザー側のスイッチマウントを構えた時に押し易い様にHRF製のRAMPと言う傾斜マウントにしました。



スイッチマウントはピカニティーレールに挟んでボルトで固定するタイプです。



レーザーデバイスにリモートスイッチを取付けます。レーザーデバイスは使い回しのCQBL-1です。



HRF傾斜マウントに付属のナットを取付けます。



ピカニティーレールに片側から装着して



反対側からマウントで挟んでボルトで固定して装着完了です。



リモートスイッチを取付けるとワイヤーの処理に困ります。その時に活躍するのがマグプル製のWCKと言うワイヤークランプです。




クランプの裏にはワイヤーが入る溝があり色んな方向からでも固定出来る様になります。M-LOKへの固定はロックするパーツを挿す事により簡単に脱着出来ます。



なかなか良い感じにワイヤーが張って固定しました。



今度はスカウトライトの装着です。また使い回しのシュアちゃんですいませんが、ライト側は平ったい付属のマウントを使用します。




レーザーデバイスの時と同じ様に片側から挟んで最後にボルトで固定し装着完了です。



余ったワイヤーもWCKクランプで固定します。M-LOKの1マスにWCKクランプが2個使用出来るのが良いです。







このスペースに見事に収まりました。自分の思った以上にしっくり来ましたので非常に満足です。ただ構えた時のスイッチ操作がかなり手間になるのが難点ですが短い銃身モデルなので仕方ないですね




これでAPFG MCX SPEAR LTは一応完成です。まだボルトやマガジンキャッチがスチールじゃないので、その辺のスチールパーツが発売されたら交換したいですね、あとは後出しで11.5’モデルもありますが、あちらは実銃では5.56仕様なので良いでしょう(負け惜しみ)またラトラーLTあたりが出たら嬉しいです。

追記:04:13



使い勝手の良さでライトスイッチとレーザースイッチの位置を変えました。



それによってワイヤーの取り回しが変わりましたが、こちらの方がワイヤーに負荷が無くすっきりした感じになりました。



ついでにハンドストップも指がかけ易いタイプに交換しました。これが付いているだけでリモートスイッチの操作がやり易くなってます。

追記:04:15



ワイヤーを固定しているWCKクランプをFDEカラーに交換しました。




ワイヤー周りがブラックブラックしていたのでFDEにする事で統一した感じになりました。



ついでにQDスイベルマウントのFDEカラーがありましたので装着しました。FERRO CONCEPTSと聞き慣れないメーカーですがアメリカの実銃用のパーツです。




これ以上アクセサリー類など装着するとゴテゴテになるのでやめときます。自己的にやっと満足出来るMCXガスブロになりました。MCXのガスブロはMWSのコンバージョンとか色々ありまして新し物好きな私も飛びついて多額の金額を掛けた割には気に入らなくてドナドナしています。結局手元にあるのはAPFG/VFCのMPX MCX(ラトラー、スピアー)になりました。やはり安定のVFCですね!

では



































  


Posted by sinndesuyo  at 08:12APFG