2021年07月08日

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

エンフィールドNo2Mk1を前回ポチりましたが、良いタイミングで英国帝国時代の主力小銃のリーエンフィールドNo1Mk3が販売されましたのでポチりました。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

このリーエンフィールドは以前から欲しかった銃で、去年に鑑賞した映画「1917 命を賭けた伝令」とか最近嵌っているゲーム「ヴェルダン」で登場してるのも拍車を掛け製品化されないかなと待ってたところ、今年の初めS&Tから製品化の発表が来て速攻で予約した銃です。待ちに待ってようやく手元に届きました。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

初速も90前後でなかなか出てますね、お座敷なんであまり関係無いですが

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

S&Tの製品を買うのは初めてですが、元箱は茶箱では無くしっかりとして好感が持てます。箱を開けるとウレタンで蓋していて中身が見えません、取説と登録カードがあります。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

取説は一枚のシートで展開図や操作方法など画像で説明しています。分解組み立て図など無いので、保証の絡みもあるので無闇に分解や改造するなとの意味ですね

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

登録カードと保証証ですが、登録カードは購入してから一週間以内に提出しなければならないのですが、登録カードにはシリアルナンバーなどの記載欄が無いので個体の管理はどうしてるのかな?

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

本体とマガジンはしっかりと銃の形に型取られたウレタンのモールドに包まれて梱包されています。これなら輸送中の破損や傷付きは無いですね!
でも銃の木製ストックや各部に細かいスレや傷が無数に付いています。流石中華クオリティですね!

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

内容ブツは本体、マガジン、取説、登録カード保証証でBB弾やローダーなどはありません

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

まずはマガジンから、素材は亜鉛製のガワで覆われて内部は樹脂製です。BB弾は上からでは無く前方から35発装填出来ます。装填してもマガジン脱着には弾ポロが無く全弾撃ち尽くせます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

マガジンの装着は簡単で差し込んではまります。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

この時代では全長が短くズングリとした形ですけど中々味のある銃で好感が持てます。大英帝国時代の銃で第一次世界大戦から第二次世界大戦でNo4Mk1が登場しても活躍した銃です。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ボルト周りはシンプルな構造をしています。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

刻印はチャンバー付近の左右に入ります。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

レシーバーの右側にも刻印が入ります。
刻印から1918年製だと解る事から第一次世界大戦後の製造ですね
SMLEとはショートマガジンリーエンフィールドの頭文字でこの銃の愛称です。ショートマガジンと言うから装弾数が少ないと勘違いしますが、全長が短い、マガジン式のリーエンフィールドとなります。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ここの刻印はS&Tの独自のシリアルナンバーで要らない刻印です。ガンブルーなどで染めれば目立たなくなります。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ボルトはハンドルの付け根の部分だけが回りボルト全体は回りません、エアコキなので仕方ないです。
ハンドルは後方にあり素早い操作がし易くなっています。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ボルトの引きはエアコキなので抵抗が有りますが、そんなには重く無いです。ボルトを戻す時は、カートの装填など無いので逆に軽いです。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ファイアピンのインジケーターはちゃんと機能しています。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

トリガーは少し後方に寄っており速射の時に引き易くなってます。
トリガーの前にマガジンキャッチのレバーがあり上に押すと脱着出来ます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ボルトが閉じた状態でピストンはコックされてません

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ボルトが後退した状態です。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

コックしてボルトが閉じた状態
ピストンが後退しているのが解ります。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3
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ボルトが閉じる状態 BB弾を装填するガイドの様子か解ります。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ハンドル付近ですが、シリンダー側の付け根は4本のピンで固定していて、シリンダーはスチール製でハンドル側は亜鉛製なので耐久性に疑問が湧きますね、何回も操作したらガタ付く懸念がありますが、シリンダー内のスプリングの圧力が掛かってますので、簡単にはガタが出ないと思います。
それより、ハンドルの回転で付け根が摩耗してガタ付く事が起きやすいです。社外でも良いのでスチール化したいですね

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ストックは他のライフルみたいにハンドガードから一体化では無く、レシーバーからストックは別に構成されています。なのでストックだけの交換は可能ですので、作ろうと思えば収縮ストックなども装着出来るかも?

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

短い小銃は騎兵銃に多く、スイベルは横に設置しますが、この銃は短くても歩兵銃なので下向きにスイベルが設置しています。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

実銃のバットプレートは真鍮製ですが、こちらは亜鉛かなんかの金属製で真鍮風に塗ったのか、もろにゴールドです(笑)

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

オイラー収納のハッチは閉開しますが硬いです。
バネでちゃんとテンションがあります。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ボルトのシリンダーのヘッド部分の突起ブツも再現されてます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ボルトを跨ぐようなブリッジがあります。これは装弾のクリップを装着する溝が切られており、またボルトを脱着するガイドにもなってます。エアコキなのでボルトの脱着は出来ません

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

MADE IN CHINAのシールを剥がすと

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

何も有りませんでした。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ホップ調整はリアサイト後方の右側の側面にスイッチみたいな形であります。前方で強く、後方で弱く掛かります。リアル派のお座敷の私には外見を崩すので要らない残念な箇所です。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
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リアサイトは実銃通り稼働してぬかりないです。照門の切り欠きが細かいので狙い辛い点があります。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

サイトの調整は左側のボタンを押しながら前後にスライドさせて調整します。右側のスクリューみたいなダイヤルを回すと微調整が出来ます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

リアサイトにはガードがあり、このパーツだけスチール製です。L85A2のトリジコンサイトのドクターサイトのウイングマウントみたいに、英軍は昔からサイトのガードが好きだったんですね!

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

木製のTOPカバーに補強のピンがちゃんと再現されてますね、

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

リアバンドはハンドガード部に食い込んで装着しています。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

脱着は上部が蝶番みたいになっており下側のスイベルのネジを外すと開いて脱着出来ます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

リアバンドの下にはスイベルがあります。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

ハンドガード部の下側にはバレルなど固定するビスが見えます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

レシーバー部も固定するビスで固定されてます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

マガジンの前のリングは儀仗する時にスリングを掛けるリングの様です。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
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レシーバー左側はセイフティレバーが装備されており後ろに倒すとロックします。実銃はロック状態ではボルトが引けませんが、この銃は普通にボルトが引けます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

この銃の最大の特徴のあるフロント周りです。引っ込んだバレルと着剣する時に掛けるダミーバレルと着剣ラグ、その後ろのスイベルは真ん中が掛けてる事から儀仗の時にスリングを張らす為にあると思います。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

フロントサイトにもガードがあります。エアガンではモールドになって調整出来ませんが実銃はスライド出来て調整出来る様になってます。ガードがあるので調整し難くそうですね

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

引っ込んだバレルは艶のある黒色の金属のパーツで表現しています。インナーバレルの真鍮色が目立つのでガンブルーで染めて目立たなくしました。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

スリングの装着します。今回はリーエンフィールド用の革製のスリングをチョイスしました。レプリカですが値段の割には作りは良いです。Amazonで購入しましたが発送はインドからとちょと怪しいですが直ぐに届きました。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

まず。末端の革紐を外します。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

外したら広げて

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

リアバンドのスイベルにこの向きでいれます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
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末端をリアバンドのスイベルに掛けたら少し引っ張り

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

反対側の末端のリングにこの向きに挿入して

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この様に末端を引っ張り後ろのスイベルまで持って行きます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

後ろのスイベルに末端を少し通して

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末端に開いている穴に革紐を通します。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

二つ目の穴に通したら、革紐の着色面とスリングの着色面と合わせます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

革紐の長さを合わせます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
S&T リーエンフィールド No1 Mk3

固結びで結びます。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3
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繰り返し固結びします。この先は正規の結び方が解らないので我流でやって下さい

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

リングをスライドさせて長さを調整します。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

最後に手前のリングをリアバンドのスイベルギリギリまでスライドさせて固定します。

これでスリングの装着は完成です。

S&T リーエンフィールド No1 Mk3

やはり軍用銃はスリングで引き締まりますね、今回は初めてのS&T製ですが、思ったよりはチープさも無くそこそこ良いのではと感じました。リーエンフィールドNo1Mk3の製品化は他にDENIXが一部可動するモデルガンとIRON AIRSOFがガスガンとして販売していました。DENIXは別にしてIRON AIRSOFTのほうはボルト機構がリアルなので欲しかったなと思いますが再販は無しなので市場には無くヤフオクでも高値で取引されてます。なので今回はエアコキだけど製品化してくれたS&Tには称賛を送りたいです。

ではでは

















Posted by sinndesuyo  at 22:46 │S&T リーエンフィールド No.1 Mk.3