2019年10月25日
NorthEast ROF Fazakerley Sten Mk2 後期タイプ

前回ネタにしましたNorthEast製ROF Fazakerley Sten Mk2の後期型になります。

今回は後期型のスケルトンストックタイプになります。

内容物はこの様に入ってます。
このガスガンに関しては前回のNorthEast ROF Fazakerley Sten Mk2 GBB の記事を参照して下さい。
今回は以前に発売した前期型との違いを見て行きたいと思います。


後期型で一目瞭然なのがこのスケルトンタイプのストックですね、前回の記事では前期型のT字型ストックを無理矢理社外品のスケルトンタイプに交換しましたが、今回の後期型が正式な形になります。
(前回紹介しました前期型のストックはT型ストックに戻しています。)


上がNorthEast製のスケルトンタイプストック
下が社外製のスケルトンタイプストック
社外製は少し艶があります。

NorthEast 製はM91と刻印が入ってます。

次に変わりましたのが、コッキングレバーです。前期型はUFOみたいなアルミ向きだしみたいな色のコッキングレバーでしたが後期型からお馴染みのスマートなコッキングレバーになりました。


ボルトがクローズの時にコッキングレバーを押すと反対側のレシーバーの穴に貫通してボルトをロックします。
コッキング時にボルトをロックするのは解りますが (オープンボルト式なので) クローズ時にロックしても意味が無いような気がします。
空挺部隊が降下時にコッキングレバーを引っ掛けて勝手にコッキングして暴発を防ぐ為でしょうか?


あと変わったのは刻印でしょうか、マガジンハウジングの上の刻印は前期型と同じくSTEN MARKⅡと刻印されてますが、マガジンハウジングの下は前期型は E&Co に対し後期型はHF&CO LTDと少し文字が増えてます。

後は前期型がパーカーライジング風な表面処理に対して後期型は黒染風に黒っぽい感じになってます。

製造時期によって表面処理の変化などなかなか凝ってますね、このモデルアップで違いを知る事になりました。
あと前期型でマガジンにガスを注入する量が非常にシビアだったのが今回の個体に対しては注入するガスの量が適当でも作動する様になりました。少し改善されている様です。
ここまで製品化したならステンシリーズを出して欲しいですね、個人的にはマークⅢは好きじゃないからマークⅣとか欲しいです。
2019年10月20日
KWC TAURUS RT24/7 CO2 GBB

先週に続いてまたマニアックなガスガンをポチりました。
聞き慣れないブラジルのタウルスと言うメーカーのハンドガンでグロックのコピー版だと思います。製造はアメリカ国内で行ってる様です。
エアガンについては台湾のKWCと言うメーカーがパテントを正式に取ってるかは不明ですがリアル刻印仕様と言う事で一応は刻印入りのリアルな仕様になってます。
ソースはCO2と言う事で規制の厳しい日本へ輸入は無理かと思われましたが、デチューンなど日本向けに仕様変更で販売が可能になったかと思います。
マニアックな銃好きな私にはとても魅力を感じ購入しました。


箱は小さく銃がギリギリに入ってます。箱が保管時に嵩張らないのが良いです。

ウマレックスなどに似たような箱です。仕切りの中には小物が入ってます。


内容物は銃本体 マガジン BB弾 交換用バックグリッププレート レンチ 取説 性能証明書 です。


グロックから比べるとゴツい感じでSIGP320とグロックを掛け合わせ感じでカッコいいと思います。


スライドを引いた感じ、なかなか良いです。

マガジンを抜くとフレームが軽いのでスライド側に荷重が掛かる感じです。

スライドに型式と口径の刻印が入ります。フレームにはうっすらとKWC MADE IN TAIWANと入ってます。

エジェクションポート下にはメーカーのパテントの刻印が入ります。

残念ながらグリップにはKWCのロゴが

反対側のフレームにはうっすらと6mmの刻印が入ります。

スライドにはTAURUSのロゴとマークがしっかりと刻印されてます。

反対側のグリップにもKWCのロゴが、どうやらスライドだけがリアル刻印でフレームはKWCの従来の仕様のままです。


グロックには無いサムセイフティがあるのがポイントが高いです。

サムセイフティやスライドストップやマガジンキャッチはアンビになってます。


コッキングしてる時はトリガーの位置が後退してますので視覚的にわかり易くなってます。ダブルアクションではありません
グロック同様トリガーセイフティがあります。

リアサイトは独自のもので調整可能でしょうかネジがあります。

フロントサイトはグロックなどと同じですが芋ネジで固定出来るので反動でズレの心配がありません

フレーム下にはシリアルプレートがあります。



他社のCO2マガジンはマガジン下がやたらデカい不格好な物が多く複雑な機能(APS製など)がありますが、この製品はシンプルで外見的にもCO2マガジンとは思えない程自然な形のマガジンです。


使用するCO2ボンベはマルシンの12gのCO2ボンベで充分です。ボンベ一本で約2-3マガジンは撃てます。


ボンベ装填も至って簡単でボンベを挿入してネジで回してはめ込みます。ガスが一瞬漏れますが締め込むと漏れ無く収まります。締めすぎは破損しますのでやめましょう

スライドとフレームの分離はグロックと同じ要領で行います。


スライドの構成は特にCO2仕様だからと変わりはありません

ブリーチもノズルも特には変わりません

リコイルスプリングガイドは複数のスプリングで構成されてCO2に対応した感じです。

ホップ調整はマイナスネジで調整します。

フレームはインナーシャーシが幾分頑丈な感じがします。

ハンマーにはローラーがあります。材質が亜鉛ぽいのでスチールパーツが欲しいところです。

トリガー部分 気付いたらVFCみたいにオイルがギトギトじゃなく全く付いてません、なので注油が必要です。


CO2のエアガンはレアアームズのSR25以来です。ハンドガンのリコイルのショックはSR25の様な重いボルトが後退する訳ではないので、軽いですが通常のフロンでは味えないキレのあるブローバックが楽しめます。
これからフロンガスが厳しい季節なので活躍しそうなCO2ですが高いCO2ボンベなので部屋での空撃ちは勿体ない様な、サバゲーされる方のサブウェポンには持ってこいですね
2019年10月16日
EMG STI/TTI 2011 COMBAT MASTER JW3 GBB

映画ジョン・ウィック 3 パラベラム 観て思わずポチりました。EMG製のハイキャパのコンバットマスターです。
個人的にはハイキャパはあまり好きでは無いので、この銃が人生初のハイキャパになります。
ジョン・ウィックシリーズも観るのも初でしたので、序盤はさっぱり内容が解らなかったですが、キアヌさんの50代の年齢とは思えないアクションに魅了され、楽しく拝見出来ました。前作を観ようとしてますがAmazon primeで配信されてませんのでレンタルしようと思います。

立派な元箱に入ってますのでチープ感がありません

内容ブツは銃本体以外にシリアルカード?とレンチだけで特に取説などありません

ガバなのでずっしり重いです。マガジンがシングルカラムじゃなくダブルなのがハイキャパですね、レンチの使い方が解りませんがホップ調整かも知れません


派手派手ですね!なんでバレルがゴールド?てのが最近の流行りですが、これはこれでカッコイイです。ハイキャパはあまり好みでは無いが、この銃は素直に気に入ってます。

刻印はSTI TTI ともパテント取ってますのでしっかりと入ってます。ただシリアルナンバーがEMG独自なので映画のプロップに合わせて欲しかったです。


コーションラベルを剥がすと
TTIのロゴでした。

この製品の他にNOVAとか高級な削り出しのコンバージョンキットがあります。値段が数倍しますのですこぶる良いですが、この製品も値段の割にはそれに負けずとすこぶる良いです。

バレルには9x19の刻印があります。ガバなのに9mmと思いますが映画を観れば理由が解ります。
コンバットマスターの刻印ですが値段が安いから印刷かなと思いますが、しっかりと掘ってあり色合いも実銃に合わせたのか、そんなに白くありません

マガジンキャッチは異様にデカくてはみ出てますので、リリースし易いですが、ひっかけて誤動作し易いかもしれません

トリガーは普通のガバと変わりませんが、トリガーガードからグリップと一体になってるのがハイキャパの特徴ですね

スライドストップはロングでは無く通常のものです。値段相応で亜鉛製です。

サムセィフティはキンバータイプでビーバーテールは少し細身になってます。こちらも値段相応で亜鉛製

ハンマーを引くとしっかりとビーバーテールの溝に入るところが良いです。初弾はスライド引かないと撃てないリアル仕様です。
あとスライド後部にエジェクターの円の部分がありますが高価なメーカーでもモールドしてる事がありますが、このメーカーはNOVAなどと同じく別パーツで再現しています。

リアサイトはボーマータイプで言うが古典的で渋いです。

フロントサイトはグリーンの集光式でサイティングし易いです。

グリップですが量産なのでスティッピングが金型なので甘いです。ここはちゃんとスティッピングしたグリップに変えたいですがグリップだけで銃自体より高いですので我慢します。

何故かノズルがレッド?です。カスタムしてるよと強調しているみたいですが要らないです。

マガジンバンパー下にはSTIのロゴが入ってます。


正直値段的に全然期待してなくて、NOVAなどで作ろう思いましたが、これで充分じゃないかと思う程良い銃でした。製造がWEて事もあまり期待して無かったが作動に関しても問題無しです。バカスカ撃つ人もプロップとしてのコレクションしてる人もいいんじゃないかとお勧めします。
まあ凝り性な私は高級メーカーのコンバージョンキットなどに手を出すとドツボに嵌るのでこれはこれで終わりにします。