2022年05月16日
VFC COLT M733 GBB

超お久しぶりに更新です。その間に世界情勢が例の流行の病に続いてロシアのウクライナ侵攻と嫌な方向へ向かってますね、その中の軍拡はいささかなモノですが、以前から気になっていたVFCのM733 GBBが手元に届きましたので見て行きたいと思います。

まず箱がCOLTのブルーで派手派手ですね!
表面にはCOLTのマークがデカデカとアピールして
全面にCYBERGUNのロゴもデカデカと入ってます。

側面には実銃みたいにラベルが貼ってます。

箱を開けてもCOLTのマークでアピールしてます。

CYBERGUNにしてはプラの安っぽいモールドじゃなくてVFCの収納みたいになってます。

空箱でも良い感じです。

内容物は銃本体にマガジンとBBローダーに取説とシオリです。クリーニングロッドなどはありません

普段最近のM4系に見慣れいると、逆に新鮮さを感じますね、一切レールなど受け付けないデザインが良いです。

付属のマニュアルもブルーにCOLTのマークが入ってます。BBローダーは既存のVFCの物です。


表面の塗装はザラザラした感じで少し黒っぽいですが艶消し感があり安っぽさはありません、
M733はM16A2のバリエーションで一番バレルが短いコマンドーと言うタイプです。
M16A2は時期によりフルオートは無く3バーストの設定ですが、このM733はフルオート仕様になっています。固定のキャリハンを除けばM4A1と変わりないです。


収縮式ストックは2段式で小まめなポジションは取れません、XM177E2と同じリブ付きですが、材質がアルミから樹脂に変わります。

ゴムのバッドプレートは無くギザギザに処理されています。

ストックチューブの固定リングはXM177やM16A1と同じ形状です。

グリップはいわえるA2グリップです。個人的にはA1の様な突起の無いものが好きですが、現行のM4A1までこのグリップです。

セレクターもアンビの対応出来る様に反対側にも刻印がされています。

アッパーレシーバーは後期の頃のM16E1でロアがM16A2の物を使っているみたいです。私にはキャリハン以外はM4と見分けられません


ダストカバーM4と同じタイプです。オープン時にロアフレームに傷が付かない様にテープが貼ってある所がVFCの気遣いです。

オープン時

キャリハンの付け根に刻印が入ります。


リアサイトはM16A1と同タイプです。カートリッジの弾頭で調整するのを見た事があります。

チャージングバンドルはM16A1と同じシンプルなタイプです。

フォアアシストはM16A1の大型から丸型に変更して現在まで至ってます。

ハンドガードを固定するリングはA2から形状が変わりデルタリングになってます。ホップ調整はこのデルタリングを引きハンドガードを外さないと出来ないですが、このデルタリングのバネが非常に固くて外す専用の工具が無いと容易には外せません、ホップの調整方法に改良が欲しいですね


ハンドガードはM4A1よりスリムで握り易いです。上部の穴の数も違うみたいで内部には遮熱板があります。

フロントサイトはM16A1と同じですが着剣ラグが省略されています。


フロントサイトは調整出来ます。

11.5インチのバレルが程よい長さです。ハイダーはM4とほとんど変わらない形状ですね

バレルには刻印が入ります。

マガジンハウスにはM16A2の刻印とCOLTのマークが入ります。シリアルは個体別に刻印されています。

こちらの刻印も抜かり無いですね、CYBERGUNなので堂々とCOLTの刻印が打てます。

マガジンハウスの前面にはパーティングラインみたいな盛り上がりがあります。イノカツの鍛造のM4A1にもこの様な痕がありましたが意味があるのか解りません

お馴染みのMADE IN TAIWANを剥がすと

何もありませんでした。


気になるスチールなのかですが、以前は内部パーツには亜鉛合金が多用されて強度的に不安でしたが最近は強度が必要な個所はスチールパーツになっていたりユーザー側でやらなくても済むようになりました。
果たしてこの個体は如何でしょうか?
アッパーとロアフレームを外してロアフレームから
ボルトストップとファイアリングピンには磁石がくっ付きますのでスチールです。
マガジンキャッチは亜鉛でボタンはアルミです。



ハンマー、シアー、フルオートシアーは磁石がくっ付きますのでスチールです。
トリガー、セレクターは亜鉛です。


テイクダウンピンは前後共にスチールです。



ハイスピンヘビーバッファーです。筐体はアルミCNCで内部はスチールです。

バッファーチューブのリングとプレートもスチール

ストックのロックピンもスチール
ロアの内部パーツは、マガジンキャッチ、トリガー、セレクターを亜鉛からスチール化で完璧になります。
アッパーレシーバー

フォアアシストは勿論スチール

リアサイト、調整リングもスチール

ダストカバーは当然スチール

ボルトは残念ですが亜鉛です。


ノズルは樹脂パーツになります。

チャージングハンドルは亜鉛製になります。

チャンバーのラバーは青いのがアクセントで良いです。ロッキングの切り欠きがリアルですね

ハンドガードの前側の受け金具(名前知らない)はスチール製です。
デルタリングはアルミでバレルナットはスチールになります。

フロントサイトブロックとスリングスイベルは亜鉛かアルミ製です。固定ピンはスチール

フロントサイトはスチール製

ハイダーはスチールですがアウターバレルはアルミです。
アッパーレシーバー側はアウターバレル、フロントサイトブロック、ボルトをスチール化すれば完璧ですがかなりお高くなると思います。


マガジンは既存の物と同じです。VFCは頑なにスチールハウジングにしないですね

マガジンのボトムプレートにはなんと刻印が入ります。以前は無刻印で、別売で刻印入りのプレートが単品で販売していました。


映画HEATのデニーロとキルマーが警察に向けてM733を撃ちまくるシーンが良いですね、それもあって欲しかった銃でもあります。この時代のM16系の銃は高価なCARやDNAでは製品化あるものVFCの通常品で出してくるのも珍しいです。現在の世界情勢での円安で結果高価なエアガンになってますが、買って良かったと思います。ウクライナ情勢の事もあり武器買って喜ぶのなんですが、はやく平和になって欲しいですね
2022/07/05 :追記

今回は内部パーツのスチール化と一部のパーツを交換しました。

まずはフォアアシストノブをワイドの物から通常な物に交換しました。
何故デフォルトがワイドなのか?年代から通常の物でしょ?とツッコミたいですが、VFCのサービスなんでしょうね⁈
このままでも良いかなと思いましたが、映画ヒートを見返してキルマーが撃ちまくるM733のフォアアシストノブはたしかに通常の物なので、交換を決意しました。
VFCの純正の物を調達しようと思いましたが、手元にあるGHKのMk18mod2?のフォアアシストノブが通常の物なのでお互い交換すればwin-winなのでは?と思いGHKから調達しました。
GHKのと固定ピンの径が違うけど、ポン付け出来ました。やはり細いほうが様になります。

マガジンキャッチのスチール化です。VFC純正が調達出来ずにIRON airsoftの物を使用しました。リリースボタンが何故かIRON付属の物が尺足らずで使えずに既存の物が使えるので装着しました。

ハンマー、フルオートシアー、シアー、ファイアピン、ボルトストップなどは元からスチールなのでセレクターとトリガーをVFC純正のスチールの物に交換しました。セレクターはポン付け出来ましたがトリガーは後端を少し削らないとフルオートシアーが落ちないので加工しました。まあ簡単と言えば簡単に交換できました。

一番スチール化したかったボルトです。VFC純正は直接は無くて、Crusader製の物がほぼ純正なのでチョイスしました。負圧ノズルが付属なので、そのままボルトを交換するだけの簡単さです。
スチール化によりレスポンスが悪くなると思いましたが負圧ノズルのお陰か逆にレスポンス良くなりました。
リコイルも増して交換して良かったと思います。
これで内面はDXバージョンになりました。あとはフロントサイトとアウターバレルのスチール化で完璧ですが、まずこの長さのアウターバレルがなかなか無いのと、着剣ラグ無しのスチールのフロントサイトはCARやDNAなどがパーツ販売してくれないと無さそうなのと、微妙にバレルの径が違うのでポン付け出来なそうです。なのでこれ以上は望まずとします。