2019年05月04日
GHK SG553-1 GBBR Full Marking 2

GHK SG553の通常分解してみました。
分解手順はyoutubeの動画を見て割と簡単に行う事が出来ました。夢中になって画像を撮るのを忘れてましたので文だけですいません、手順は
1: コッキングハンドルを外す。
2: ガスアジャスターボルトをプランジャーを押しながら回して外す。
3: ガスチューブを同じくプランジャーを押しながら回して外す。
4: スプリングロッドが一緒に外れます。
5: アッパーレシーバーとロアレシーバーをロックピンを外し分離する
6: ハンドガードの下部分をレシーバー側に引くと外れます。ハンドガードの上部分はハンドガードの後ろ側から上に引くように上げると外れます。
7: レシーバーのバファを外す。
8: ボルトキャリアを外す。
以上で通常分解が完了です。私の説明では解り難いのでyoutubeなどで分解動画がありますので、そちらを参考にしたほうが良いと思います。


ボルトキャリアはスチールの塊で重量があります。見えない部分まで刻印が施されてます。


バレルナット部分にも刻印が施されてます。これも見えない部分ですが、シリアルナンバーも合わせてるなど芸が細かいですね



アッパーレシーバーはほぼスチールで出来ており、ただプレスされてるのでは無く溶接などで各部パーツで構成されてます。板厚もAKなどよりは若干厚い様な気がします。

インナーバレルとチャンバーユニットは凄くシンプルにレシーバーに組み込まれてます。簡単に外すせそうなのでインナーバレルを押して試しましたが硬くて外れませんでした。アウターバレルを外さ無いと外れないのかな?


フロントサイトブロックもスチールの塊で頑丈そうですね、民生用なのかバイポッド用のアタッチメントが外されてます。

ダストガード部はラバー製でレシーバーにリペットで固定されてます。劣化した時は替えパーツが無いので困りますね

組み込みになります。ボルトキャリアは作動時に少し鈍かったのでガングリスを塗りました。


ボルトキャリアはアッパーレシーバーの後方から前にスライドさせて挿入します。M4などと同じです。


バッファを組み込みます。あまり奥に嵌めずレシーバーの後方に合わす感じで良いです。斜めに嵌る場合があるので確認しながら嵌めたほうが良いです。



ガスチューブをレシーバーに装着します。フロントサイトブロック側から入れてレシーバー側の穴に嵌めます。プランジャーの位置まで入れたら押しながら回して切り欠きの位置でプランジャーが戻り固定します。


次にリコイルスプリングガイドを装着します。画像の様にリコイルスプリングガイドの切り欠きを下にして真っ直ぐ挿入します。手探りしながらボルトキャリアの穴にに入れます。コッキングハンドルの取付穴からリコイルスプリングガイドの切り欠きがちゃんと開いてるのを確認します。


コッキングハンドルの取付は通常の取付で良いですがハマり難い場合はガスチューブ側からリコイルスプリングガイドを押しながらやると取付易いです。


ガスアジャスターボルトはガスチューブと同じ要領で回してプランジャーにて固定します。

ハイダーを装着します。


ハンドガードの上部分はフロントサイトブロック側から嵌めてレシーバー側に下げる感じで装着出来ます。


ハンドガードの下部分は上部分のハンドガードの爪に合わせて上に嵌めて前方にスライドさせて装着します。最初は硬いかも知れません


アッパーレシーバーとロアレシーバーを組み合わせます。


ピンのボタン?を押しながらレシーバーの穴に装着します。凄く硬いのである程度さしたら、プラハンマーなどで叩いて入れ、ボタン?が浮き上がったら完了です。

リアのピンも同じ要領で装着したら完了です。
まだ新しいから各部分が硬いです。無理に嵌めたり抜いたりすると破損したり傷付けたりしますので慎重に行った方が良いです。分解して各パーツなど見てかなりの精度で良く作られてます。これなら価格も見合う以上の価値があるエアガンだと思います。私の中でのGHKの株がトップになりましたね、次作も期待たいです。
2019年05月03日
GHK SG553-1 GBBR Full Marking

令和になりましたね!
元号が変わり初のエアガンはGHK SG553-1 GBBRの刻印仕様になります。GHK SG553自体は去年から販売していますが、刻印仕様のモデルは今年になって発売した様です。
正直言ってこのGHK SG553が出る事を聞いた時はあまり興味が無くてスルーしてました。私は変態的な銃が好きなので、このオーソドックスなライフルにはあまりそそられませんでした。それでいてGHKなのにかなり高額な価格で販売しており、発売は知ってたものこのエアガンに関しての情報は調べる事もしませんでした。
ある日youtubeでこのエアガンを分解している動画を見ていて、なにやら磁石を持ってレシーバーなどにくっ付けているので、はいはいガワはスチールね!と見てましたら内部のパーツまで磁石を付けてるでは無いか⁉︎
ボルトやバレルなど磁石がくっ付く 今までAKシリーズなどガワ以外は内部パーツやバレルなどは亜鉛やアルミだったから、後からスチール化を余儀なくされ、パーツ確保に苦労して金額も嵩みます。その苦労はVFC MP5やGHK AKMで知ってますので、この手のエアガンはあまり手を出したく無かったのですが、最初から全てが磁石がくっ付くなら話は別です。私の物欲モードがMAXになった矢先に刻印仕様のSG553が丁度のタイミングで販売してましたので速攻でポチりました。(長文で読みにくい前置きですいません)

GHKは発泡スチロールのモールドの梱包で統一してますが発泡スチロールのカスがエアガン本体などにくっ付きあまり良くありません、LCTみたいなウレタンなどにして頂ければ幸いです。

内容物はエアガン本体にマガジン 取説 ハンドガード用のレール マガジンローダー だけでシンプルです。


この銃に関しては私より皆様のほうが詳しいと思いますので割愛します。GHKはマルイやVFCなどよりは塗装後など管理が悪いのか、せっかくセラコートしていますが、小傷やスレが沢山あり、神経質な私にはちょっとメンタルにきます。でもそれが実銃ぽくて良いのかも?


レシーバーの刻印はこの様に施されてます。後から刻印した感じでは無くて良い感じです。個体によって刻印の位置が前になったり後ろになったりしますが、私のは真ん中辺りまとまって当たりかも知れません

ボルトにも刻印が施されてます。

ガスアジャスターボルトにも刻印が

レシーバー後部上にSIGの刻印が施されてますが、刻印無しのモデルはGHKの刻印が施されてます。たぶんその刻印の上にSIGと刻印されたプレートをハメて再現していると思います。


トリガーガードはグローブをはめてる時にも射撃が出来る様に横へ倒せます。

コーションラベルを剥がすと

なにもありませんでした。


ボルトのレバーを下に下げるとコッキングレバーが外せて携行性があがります。


レールにリアサイトが仕込まれてます。跳ね上げ式ですがクリック感が全く無くグラグラですので役に立ってません、他のリアサイトを付けるか光学サイトにしたほうが良いです。


フロントサイトも跳ね上げ式ですが、こちらはクリック感がありしっかりとしていますが、補助的な物ですね


セレクターはアンビで セイフティ セミ 3バースト フルに切り替えられます。 左側にはプレートを回す事によりセミオンリーにする事ができます。



ストックは左側の半円形のボタンを押すと右側に折り畳めます。右側のハンドガード部のラッチで固定しますが、初めは物凄く硬いです。


ハイダーは14mm逆ネジなのでM4などのハイダーなど付け替えられますね

ハンドガードはSG553の一番ショートな物になってますがSG550のバイポッドの溝が何故か切られてます。

トリガーはスチールでは無くアルミの様ですね、太くてグローブなどはめている時に引きやすくなってます。

マガジンハウスから覗くと、太くたくましいブローバックノズルが見えますね、マガジンの装着はAK方式です。


フロントサイトブロックにはスリングリングやガスアジャスターノブとガスチューブガイドと銃剣ホルダーの基部がありスチール製の強靭な造りです。

アッパーレシーバーとロアは爪付きのピン2本で固定してあります。ピンの頭のボタンみたいなものを押すと爪が引込みピンが外せます。



ピンの爪を引込みポンチなどで叩いて抜くとアッパーレシーバーとロアレシーバーが分離できます。

アッパー側にはボルトキャリアがあります。今回はガスチューブ側の分解はやりませんのでボルトは外れません、注油だけ行います。


アッパーの後部にはバッファがありボルトを引けば外れます。このバッファのおかげでフルコッキングが出来ません、社外でフルコッキング出来るバッファ等が出れば良いですね

ボルトキャリアには勿論 磁石がくっ付きます。


ロアレシーバーはまさに実物と見間違える程に素晴らしい出来です。ノーマルでこれですので何も手を加える必要が無いです。


一応磁石付きますね!


一応アッパーとロアにも付きます。


フロントサイトブロックにも付きます。


トリガーガードとセレクターにも付きます。
画像には無いですがバレルは勿論 ガスチューブや各パーツには付きますね、GHKさんの徹底ぶりには感服されますね


プラマガジンはシースルーですがガスマガジンなのでカートリッジが見える様にはいきません

基本的には他のAKなどのマガジンと構造はかわりません

無刻印のSG553のマガジンは楕円形の部分にGHKのマークが入ってますが、こちらのマガジンにはGHKのマークはありません、せめてSIGのマークを入れて欲しい


フルスチールって事でこのSIG SG553-1を購入しましたが、扱っているうちに大変扱い易く、もの凄く気に入りました。たしか我国の自衛隊の89式もこのSG550を参考に開発したとか(間違えてたらすみません)なので日本人には馴染み易いのかな、今迄見向きもしなかった私が恥ずかしいです。今回もオヤジの戯言に付き合って頂きありがとうございます。