2021年10月05日

CAW MUSER 98 RIFLE MODEL GUN

今回は過去に発売された古い大戦中の銃のモデルガンネタですので、新製品の話題ではありません、興味の無い方はスルーして下さい




前回のMk48 mod0 で現用に戻りましたが、再び第一次世界大戦の時代の銃に戻ってきました。
マイブームで第一次世界大戦頃の銃に興味持ちましたが、コレクションし始めたのが遅いので、過去に発売された貴重なモデルガンを発見した時は既に遅しで、他の方のブログを指をくわえて、ただ見てるだけでした。
今回購入しましたのは、もう二度と手に入れらないと思ってた一丁で諦めていた銃です。
私の中では一番欲しかったCAW製のMUSER 98 RIFLE(Muser Gew 98m)です。
まあ入手先は大手オークションサイトですが、考えられる入手方法で手っ取り早いのは、これしか無いですね、ずっと以前からレーダー網を張っていました処にようやく出品されたので必死でなんとかGET出来ました。
CAW製のこの銃はCMCのMUSER K98kの金型をタナカから供給を受け、そのバリエーションでGew 98のモデナイズ版のGew 98m(M98)を参考に製品化しました。詳細は他の方のブログのほうで詳しく紹介していますので割愛します。



K98kはボルトハンドルが湾曲していますので、ストックに凹みがありますが、垂直なボルトハンドルのこの銃はありません



ストックにはK98kみたいにスリングを通す穴がありません



トリガーガードは基本的にK98kと同じですが、儀仗銃の時にスリングスイベルを装着する穴が空いてます。



ハンドガードの手持ち部分が窪んでます。




リアバンドはナローな為にリアバンド スプリングとの隙間があります。敢えて言いませんが元々はK98kのワイドなリアバンドが装置していました。
フロント、リアバンドスプリングはロストワックス製で新規に製造したものなので、リアバンドも元々ナローのオリジナルを忠実に再現して新規に製造して付けてくれたらねぇ…惜しいです。




フロント周りはCMCやタナカのK98kその物を使用していますが、儀仗銃時にスリングを張る為のフックが追加されています。



弾装の蓋はCMCやタナカのモノと共用です。



リアスイベルの受け金具です。ここも新規製造で凝ってます。



K98kより小さな撃針分解器を新規製造で再現しています。



リアサイトはK98kと同じ物を装着しています。Gew 98はエイリアンサイトと言わえる妙なリアサイトが装着していますがコストの問題なのか再現されませんでした。



基本的にレシーバー類はK98kと同じです。



バットプレートは古さを感じさせる板状のプレートでロストワックス製の新規製造です。





刻印も実銃を参考になされています。時代から第一次世界大戦後に改修されたGew98mになる様です。



ボルトは従来のCMCやタナカと同じですが、垂直のボルトハンドルとエキストラクターは新規製造です。



スチールのロストワックス製のエキストラクターはまさに素晴らしい出来で勿体ないからカートの装填をしていません



ボルトハンドルもスチール製でK98kの湾曲したボルトハンドルを付け根から切り垂直のボルトハンドルを入れ替えてます。

一通り簡単ですが各部を紹介しました。

K98kはどれだけのメーカーがこぞって製造しているのにGew98をトイガン化したのはCAWさんだけなので、よくぞ!造ってくれたと感謝しています。

今回は私のマイブームによる紹介なので参考にはなりませんがお付き合い頂きありがとうございます。

では





  


Posted by sinndesuyo  at 20:32モデルガン

2021年06月25日

マルシン エンフィールドNo2 Mk1 タンカーモデル 2in



ハートフォードのナガンに続いて、同世代のリボルバーが同時期にマルシンから発売されたのでポチりました。



今回購入したのは、マルシンのエンフィールドでも過去に製作されて無かったポリスタイプより短いタンカーモデルになります。ブラックHWの木グリ仕様です。



各インチに対応した発泡スチロールのモールドにビニールに包まれた本体が入ってます。



内容物は本体、取説、カートリッジ、ローディングロッドになります。




中折れ式のリボルバーでイギリスのウェブリー&スコット社が1879年に開発したNo1 Mk1を第二次世界大戦前に改良したNo2 Mk1です。通常のモデルより短い2インチのタンカーモデルは狭い車内での引っ掛かりを避ける為、ハンマーの指掛けが無いダブルアクションオンリーのスターモデルとなっています。まあ大型のグリップに対して極度に短いバレルがヘンテコな形になっています。







ハンマーをコッキングして左側にある開放レバーを親指で押す事によりシリンダー前部から中折れします。その時にエジェクターが突き出して廃莢する構造になります。




現在の横にスイングするシリンダーより上に開放するので装填しやすいと思いますが、普及しませんでした。日本の二十六式拳銃も同じ中折れ式です。



短いバレルですがモデルガンなのでしっかりとインサートが入ってます。



フロントサイトは金属製の別パーツになってますが固定されていて調整出来ません




エジェクターを出す為にシリンダー前部にはメカメカしくパーツが装着しています。



ハンマーは指掛けが無いタイプですがコッキングは出来ます。ファイアピンが下向きなのはご愛嬌で



トリガーは幅広で引きやすくなってます。ダブルアクションオンリーなので重いのが欠点です。



開放レバーです。金属製でこの銃の特徴的なパーツです。




立派な木グリが装着しています。通常のモデルより大型なスターグリップと呼ばれています。



グリップの下にはミリタリっぽくランヤードのリングが装着しています。



リヤサイトは開放レバーにあります。




付属のカートリッジです。380口径ですが通常のリボルバーのカートより短いです。





弾頭から分解出来るシングルキャップ仕様のカートリッジです。




社外ですがC-Tecのカートリッジも購入しました。
ちゃんとキャップの装填方法のシオリもあり親切です。





流石にC-Tecですので品質は高いです。空撃ちも出来る様にスプリングも付属しており、シングル、ダブル、トリプルとキャップ数も選択出来ます。



刻印もぬかりないです。




右側がマルシンで左側がC-Tec
通常の38SPLの銃にも使えます。



ナガンから比べると遥かに装填しやすいです。






カートリッジを入れると廃莢の状態が解りやすいです。意気良くスイングするとカートがバラけて廃莢して気持ち良いです。




最近は何故か大戦時期の鉄砲に興味があり、紹介してませんがタナカのK98kや38式小銃などもポチりました。たぶんコロナ渦で在宅が多いのでFPSゲームのヴェルダンに嵌っているのでしょうか、そんな渦中の中にナガンやエンフィールドの発売は私的には嬉しい事態です。

ではでは









  


Posted by sinndesuyo  at 01:53モデルガン

2021年06月24日

ハートフォード Nagant M1895 リボルバー



今回はモデルガンネタですが、前々から発売を待ち焦がれていたハートフォードさんのナガン リボルバーM1895のモデルガンがようやく発売されましたのでポチりました。

ナガンM1895と聞き慣れない拳銃ですが第一次世界大戦から第二次世界大戦とロシアの制式拳銃として活躍した拳銃です。
ロシア軍の制式拳銃ですが、ベルギーのナガン兄弟が製作した拳銃になります。



ハートフォードさんらしく箱の挿絵は展開図になってます。HaraHaってなんだ(・∀・)



箱の中は簡単な仕切りにビニールに包まれて本体が入ってます。



中身は本体、取説、ご愛用者カードのハガキ、カートリッジ、ローディングロッドとなります。



取説はパーツの展開図と分解組み立て方法が細かく記載しています。




このメカメカしく時代を感じさせるデザインが良いですね!こんなマニアック銃をモデルガンにしてくれたハートフォードさんには感謝です!



サイドプレートは金属製でロシアの星マークと製造年だと思われる1936の刻印がはいります。




この銃の特徴である発射時にシリンダーが前進してバレルとの隙間を無くしてシールドする機能がこのモデルガンでも再現されています。





一見すると現在のリボルバーの様にシリンダーがスイングして装填や排莢する様に見えますが、ピースメーカーみたいにローディングゲートを開けて一発づつ装填したり拝莢したりする方式になります。装弾数は7発入ります。ローディングゲートのテンション掛ける板バネが露出しているところが堪りません




このナガンには、シリンダーロックがありません、その代わりにローディングゲートがシリンダーロックの役割をする画期的な方式です。








エジェクションロッドを半時計回りに回して引きバレルの付け根から回すとエジェクターになります。モデルガンの拝莢はシリンダーにインサートがある為やりにくいです。



ハンマーも特徴的な形でファイアピンが長いのはシリンダーが前進する為です。




トリガーは少し前よりにあり三日月みたいな形なので力が入れやすくて引きやすいです。シリンダーを前後させる機能がありますので若干重い気がします。




グリップはこのモデルガンでは残念ながらプラですので今後にオプションで出る木グリを待ちたいところです。グリップは3ピースに別れておりサイドプレートごと外れます。



フロントサイトは金属製の別パーツになっておりモールドではありません、溝に装着してますので左右の調整は可能ですが弾が飛ばないモデルガンですので気分です。



リアは至ってシンプルに凹みだけです。



モデルガンなので銃口にはちゃんとインサートが入ってます。



シリンダーの外し方は、初めにエジェクションロッドを廃棄する手順と同じに、半時計回りで引きます。




バレルの付け根の部分とフレーム側にある印を回して合わせます。




印が合わさるとシリンダーのシャフトが引き抜けます。




ローディングゲートを開けてシリンダーを引き抜きます。




シリンダーを前後させる機構はハンマー引くとファイアピンが叩く辺りのガイドが突き出てシリンダーを前進させます。





シリンダーはロック機能や前後する機能など複雑な形になっています。しかも7発と、再現するには相当苦労したと思います。シリンダー前部のスリーブにはスプリングが入っておりシリンダーが後進する役目を果たしております。








付属のカートリッジです。弾頭があるタイプのカートですが、実銃はシールド機構の為弾頭が薬莢に引っ込んだ形状になり、少し異なります。ダブルキャップ仕様です。勿体無いので基本的に発火はしませんが、動画を見るとシリンダーから火花が見れるのでモデルガンではシールドの効果はあまり無いと思います。



開口部が広いのでピースメーカーよりは装填しやすいです。




このモデルガンの発表からかれこれ3年以上経ちますので、製品化するまでには相当な苦労があったと思います。それでも途中で諦めずにこんな完璧なナガンを製品化したハートフォードさんには頭が下がります。今後はオプションでサイレンサーなど企画してますので欲しいところです。

ではでは
  


Posted by sinndesuyo  at 20:27モデルガン

2020年05月18日

ニューナンブM60回転式拳銃(38S 51mm銃身)



新型コロナも第一波が落ち着き始める昨今ですが、まだ気が抜けない日々を送ってます。今日は仕事が無いので家で暇だったので、納屋を整理してたところ、面白いブツが出て来ましたので紹介します。



そのブツは、新中央工業株式會社(現:ミネベア)製造のニューナンブM60回転式拳銃です。あの日本の警察官が腰にぶら下げてますピストルですね



如何にも怪しい油紙に包まれて梱包しています。錆防止ですね



怪しいですね?



ヤヴァいですね、油紙に包まれた拳銃がチラッと昔の任侠映画にはこう言う光景が




て言うのは冗談で、弾が出ない樹脂製のモデルガンなのでご安心ください!

日本の映画界にプロップガンを多く提供している旭工房さんのニューナンブM60になります。購入した事を忘れている程、以前に購入したモデルガンと思いますが、とても大事にしてたのかシリンダーを回転させるとラッチの擦り傷が付きますが全く無いので一度も引き金を引いて無い様です。(大切にし過ぎて存在を忘れてかも?)

今ではハートフォードさんなどでかなり出来の良いニューナンブが買えますが、当時はデフォルメされたマルシン工業さんのニューナンブしか無くて、この旭工房さんの手作業でカスタムされているニューナンブが憧れのモデルガンでした。

旭工房さんのカスタムはただ外見を変えるのでは無く、劇用にバシバシ撃ちまくっても壊れない強度を保ち、それでいて実銃に限りなく近いフォルムになっていますので、かなり満足出来るカスタムだと思います。



刻印は新中央工業のマークとシリアル番号と製造年です。
1989年に製造されたモデルですね



反対側の刻印は名称のNEW NANBUと口径の38SとモデルのM60です。




このグリップを見てアレ?と思う方はかなり通な方です。
ニューナンブには前期型と後期型と分かれます。どの時期から後期型になるのか知りませんが、私のニューナンブは後期型になります。後期型のグリップは少し大型化してホールドしやすい様に下に延長したサムレストがあります。
私のニューナンブのグリップは初期のモノに敢えて交換しています。実際は交換したのでは無くて、発注時に旭工房さんにグリップは初期のモノにしてくれと頼みました。特に理由は無いですが、初期型のグリップのほうがニューナンブらしいかなと思う程度です。

グリップはなんか荒々しい出来栄えですが、実際に警官が使ってた実銃のグリップから型取りした様で、使用でのすり減りかたがそのまま反映されてるみたいです。



ロングなサムピースが後期型の特徴です。またシリンダー下の脱落防止のスタッドが初期は円形ですが、後期はL型に延長したモノになります。



バレルは先へ絞るタイプです。51mmのショートバレルになります。



フロントサイトは乱反射防止のスリッドが入ってます。此処らへんは旭工房さんの手作業なので手間掛けているなと感じます。



ベースは今は無きコクサイです。現在でも旭工房さんで販売してくれると思いますがベースはタナカになると思います。タナカベースならバシバシ撃ちまくっても安心ですね、まあモデルガンなので弾が出ませんが、それ以前に勿体無くて発火なんて出来ません

結局このニューナンブは油紙に包まれて、また納屋へ保管する事になりますが、棚からぼた餅みたいな感じでブログのネタにもなり良かったです。

では

  


Posted by sinndesuyo  at 22:44モデルガン

2016年02月28日

CAW スプリングフィールド M1903 A3

モデルガンついでに、以前購入したCAW発売の米軍制式小銃のスプリングフィールドM1903 A3です。





大戦中の米軍制式小銃はM1ガーランドが有名ですが前戦部隊に行かない海軍の水兵用の銃やスナイパー銃などで活躍していました。M1903自体はM1ガーランドの以前の制式小銃ですが、このM1903 A3は1942年に誕生してますのでM1ガーランドより後に出た銃になります。大戦後は朝鮮戦争とベトナム戦争まで活躍したと言われます。使用する銃弾はM1ガーランドと同じ30-06スプリングフィールド弾を使ってます。

モデルガンに関しては私はハドソンかマルシンまたはタナカが製品化してくれるのかなと思いましたが意外にCAWが製品化してくれました。ある意味造りの良いCAWで良かったと思います。発火式のモデルガンですがダミーカートが装填出来るので、遊ぶのにはカートに困りません、ダミーカートもモデルガンショップで4〜6百円くらいで購入出来ます。私はクリップ5個分25発揃えました。



ボルト周りが非常に良く出来てます。遊びはありますが不自然なガバガバ感は無くダミーカートを装填しても軽く引くだけでダミーカートが威勢良く廃莢して気持ち良いです。エキストラクターがスチール製なのでしっかりホールドしてくれるおかげだと思います。



リアサイト周りは撃鉄は手で引ける様にノブみたいな形状になっておりコッキングしてるか見て判断出来ます。その上にセイフティレバーがあります。手前のセレクターレバーみたいなのがこの銃の最大の特徴みたいなもので上の位置が通常射撃で真ん中がボルトを外す時の解放位置で下が弾倉に装填してる弾をロックして手篭めで一発づつ装填出来る様にする機構です。弾倉の弾はそのまま装填されずにいます。無駄に弾を撃たない様にする理由とスナイパーの時に単発装填し易くする為です。

ライバルにモーゼル98Kがありますが、これをコピーしたのがこのM1903とも言われます。A3はリアサイトの位置が違うから似てない様な気がしますがA1はサイトの位置がモーゼルと一緒なので似た感じします。スマートなモーゼルに対して太っちょなので名銃になれなかった気がします。

CAWが解散分裂しましたので現在は店頭在庫ぐらいしか無いですが、MULEの元CAWの社長さんの気分次第でスナイパーモデルのA4が出るかも知れないと期待してますのでブログは欠かさず見ています(笑)  


Posted by sinndesuyo  at 11:58モデルガン

2016年02月27日

CAW/MULE トンプソンM1A1

久々にブログ更新です(汗

今回はエアガンでは無く、モデルガンの長物を購入しました。昔から欲しかったハドソン産業のトンプソンM1A1ですがハドソン産業自体残念ながら倒産しており、その後の金型がCAWさんが引継ぐ形になりました。CAWさん自体も実質組織は解体しており、現在はMULE/SPEC/マイズとややこしくなってます。その中のMULEが企画してマイズが製造したのがこのハドソンリバイバルの新生トンプソンM1A1です。



ハドソンリバイバルと言っても金型をそのまま使用しての複製では無くエジェクションポートの位置や形状の修正やガスバイパスの見直しなどかなりの手間を掛けてリバイバルした様です。画像は購入した時の記念で撮りましたので予備カートなど写ってますがカートも新規から作り直してます。マガジンはハドソンのモノは20連でしたがこちらは30連タイプです。やはり映画などでは30連を良く見ますので嬉しいですね、マガジンはプレス整形で刻印も様々あり購入時はランダムで来ました。



それでハドソンのモノよりシックに見えるのがストックなどに使用してる木材です。豪華にウォールナット材を使用しており落ち着いた色合いが高級感を増してます。外装はモデルガンなのでアルミ材とは行かず亜鉛合金製ですがワザと表面処理を、荒々しくしており玩具っぽさを無くしてます。マルイなど見慣れてる人には、ムラがあるよ〜とクレーム入れらるかも?コレクションアイテムとしてカートも装填しないまま飾ってます。エアガンと違って弄るのでは無く、美術品みたいに眺めてても満足する一品でした。MGCのトンプソンもリバイバルする様なのでそれも見逃せません



  


Posted by sinndesuyo  at 23:29モデルガン