2016年05月09日
VFC ASW338LM グレードアップ
やっとパーツ類が揃いましたので、内部を少しグレードアップしました。旬な時からだいぶ経ちますので集めるのに苦労しました。海外製は純正パーツが入手困難なのが難点です。
作業し易いように余計な物を外して銃本体だけにしました。
分解は取説に解り易く記載してますので、その手順に従って行います。
まずは上のレールと下のレールを止めてるボルトを六角レンチで全て外します。(ボルトは全て同じサイズです。)
レールを外します。
ハンドガード(カーボン部分)の上部付け根にある皿ネジとその前部にあるホップ調整のイモネジを外します。
ハンドガード(カーボン部分)の下部付け根にあるボルトを外します。
ハンドガード(レシーバー側)の下部の2本の太いボルトを外します。
ハンドガードのサイドレールの先端のボルトを左右外します。
バレルガイドを外します。
ハンドガードを本体から外します。
ロアレシーバーを外します。前の太いボルトを2本外します。
グリップを外します。グリップはボルトを緩めて後ろにスライドさせれば抜けます。
グリップに隠れていたボルトを外します。
ボルトが外れたらロアレシーバーを下に引いて外します。
アッパーレシーバー側のローディングスライダーを外します。前後にある3本のプラスネジを外して引き抜きます。
バレルを外します。アッパーレシーバーの下側の穴の中にあるプラスネジ2本と上部にあるプラスネジを外せば抜けます。
ローディングプレートを外します。シリンダーのノズル部分に差してるだけですので、リングみたいな物を外せば抜けます。
トリガーユニットを外します。前後のプラスネジを外して下に引けば外れます。(スプリングガイドが引っ掛かりますので抜き辛い場合があります)
アッパーレシーバーからボルト(シリンダー)を抜きます。
これで分解は一通り行いました。後はバレル関係の分解だけです。
ノーマルのトリガーユニットです。殆ど亜鉛合金みたいなので強度的に不安がありますが、これも交換する予定ですので良いかなと
上がノーマルスチールシリンダーで下がステンレスシリンダーです。ノーマルはハンドルのベースがガタガタでしたがステンレスのほうはしっかりとガタが無いです。
今回はシリンダー一式全交換致します。ついでにボルトハンドルもスチールの物に交換します。なのでノーマルシリンダーはハンドルの小物パーツ以外必要ありません
ピストンのOリングをオイルレスタイプに替えます。どの様な効果があるのか知りません、エアコキ弄った事無いから解りませんがピストンの溝とOリングの径があって無くスカスカです。本当に大丈夫かなと不安になります。
左がノーマル 右がオイルレスです。違いが解りません
ステンレスシリンダーにスプリングガイドとスプリングとアルミシリンダーの順に入れシリンダーノズルで蓋します。画像ではスナップリング外しで代用していますが、専用の工具があれば尚良いです。オイルレスのOリングですが念の為にシリコングリスを塗ってます。
ハンドルの取り付けにはガイド部分のプランジャーを忘れない様に
ステンレスシリンダー完成です。幾らか質感が良くなりました。
シリンダーボルトをアッパーレシーバーに嵌める時は切り欠きが下になる状態でやらないと嵌らないです。
トリガーユニットの凸部分をシリンダー内部のスプリングガイドの後ろの空間に嵌めながら取り付けます。前後の取り付けネジの位置が合えばプラスネジで固定します。
シリンダーを引きコッキングするか確認致します。
問題無ければノズル部分にローディングプレートを嵌めてリングみたいな物で固定します。
アッパーレシーバーにバレルを嵌め込みプラスネジで固定します。
ローディングスライダーはノーマルはプラ製ですが強化版は金属製です。これって発売当初にすぐ壊れるとして強化版をオプションで出したのに、なんで発売から4年も歳月が経ってるのに元からこれにしないんだよね、コストかと思えば540円ぐらいな物です。
ローディングスライダーの取り付けはバレルのチャンバー部分に溝が切ってますので上手く嵌めないと嵌り難いです。
チャンバーブロックとローディングスライダーの素材が同じになったので良い感じになりました。
ロアレシーバーを取り付けます。
ハンドガードを取り付けます。分解と全く逆の手順で組んで下さい。違う組み方すると真っ直ぐ着きません、ここで注意したいのは下部分にハンドガードを支える太いボルトがあるのに対して上部はレールの細いボルトだけです。先に下の太いボルトを締めちゃうと台湾クオリティなのかハンドガードが下に傾いたまま取り付けてしまいます。なので下のボルトは緩々に仮止めして上部のレールを取り付け全てのボルトを締めてから下のボルトを強く締めずにマイルドに閉めれば幾分はマシに取り付け出来ます。ここら辺は個体差なのか解りません
マガジンハウスから覗くブルーのアルミピストンが良いですね
サイレンサーも購入して、ケースの中が充実しました。もしDXバージョンがありましたらこんな感じですね
順調に書きましたが何点か難点がありました。
アッパーレシーバーとバレルを固定してるのが上の画像のチープな鍋ネジです。
上に1箇所と下に2箇所であの太いバレルを固定しています。それだけでも不安なのですが上のネジ受けがバレル側にあり肉薄なのでちょっとの力でネジ山がバカになりました。下部のネジは受けが深いですがネジの方のネジ山が低く半分舐めかかってました。
なのでバカになった上のネジには、少しサイズの大きなインチ?のイモネジがありましたので無理矢理ネジ切って、それだけでは不安なので、上部レール取り付けボルトのネジ穴が貫通してましたので
サイズが同じイモネジで固定しました。後で上部レールを取り付ける時に少し長いボルトでこのイモネジの代わりに固定します。
下は従来のネジでは不安なのでラジコンのチタンネジがありましたので、それで慎重にネジ止めしました。その他プラスネジで止めてる箇所は全てチタンネジに交換しました。
色々やってるうちにボルト引いたらこの位置に引っ掛かる様になり当たりが付いてないからと思い何度も無理矢理やってたら今度は撃てなくなりました。仕方ないから分解してシリンダーの内部をみたらアルミピストンのカラー部分のプラスチックが削れてカスが充満してました。どうもノーマルトリガーユニットと相性が悪いみたいです。仕方ないからノーマルシリンダーからピストン外して組み込んだら、すこぶる調子が良くなりました。
アルミピストンがノーマルになったのは残念ですがシリンダーの質感やガタの半減などメリットがありました。その反面、詰めの甘い部分が見えて来て微妙な感じです。やはり性能重視なら絶対に日本製ですね、見た目で良いなら台湾製です。
Posted by sinndesuyo
at 13:52
│VFC ASW338 LM