2017年12月31日

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

大晦日に鉄砲を弄ってるのもなんですが、年内にやっておきたいので、内部系のパーツを色々と組み替えました。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

GHK AKは内部パーツが殆ど亜鉛合金製なので、強度的に少し不安があります。実際はかなり肉厚のパーツ構成なので簡単には破損しないと思いますが、負荷が掛かるパーツだけはスチール化したいです。なので現在入手出来るパーツを揃えました。GHK AKのスチールのパーツは非常に少なく ハンマー 、セミオートシア、ファイアリングピンぐらいです。ポルトも有りますが現在は流通して無くて入手困難です。ついでに強化ブローバックキットと言うスチール製のガスピストンロッドとフルトラベルキットと言うフルコッキングが出来るパーツを組みました。

今回使用するパーツは

W&S製 セミオートシア、フルトラベルキット(ハンマー含む)
SAMOON製 強化ブローバックキット

Hephaestus製 ファイアリングピン

ハンマーズ製 強化ボルト連結パーツ

です。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換
W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

強化ブローバックキットなるガスピストンロッドを純正ボルトにハンマーズさんの強化ボルト連結パーツで組込みました。これだけでかなりの重量になります。(計測器が無いので測れません)今の時期にやるカスタムでは無いですね、でも強力なリコイルが期待できます。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換
W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

フルトラベルキット付属のリコイルスプリングガイドがボルトに上手く挿入出来るか確認します。ここがスムーズに挿入しないと作動に影響します。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換
W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換
W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

W&S製フルトラベルキットを組むにはボルトを少し加工します。W&SのHPに組み込みの説明するpdfがありますのでそれを参考にヤスリで削ります。ボルトは亜鉛合金製なので加工しやすいですが削り過ぎには注意しましょう。おおよそ削り、あとは本体組み込みながら調整したほうが良いです。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換
W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

ボルトを組む前にセミオートシアとハンマーとファイアリングピンを交換します。始めにセミオートシアを交換します。シアを止めるピンを外すにはEリングをマイナスドライバーなどでこじりながら外します。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

今回はセミオートシアだけを交換する為にトリガーやフルオートシアを外さずにやる方法を海外の動画で見つけましたので、そのやり方で行います。 それにはシアピンと同じ径のピンなどが必要です。私は予備のシアピンを使用しました。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換
W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

予備のシアピンで反対側から元のシアピンを押し出す様にしてセミオートシアに当たるぐらいまで挿入します。ある程度の位置に来たら、飛び出た元のシアピンをセミオートシアから抜ける位置ぐらいまで引き出します。少しずつピンを抜き差ししながら調整するとセミオートシアがフリーになり外れます。セミオートシアにはスプリングも一緒に外れますので紛失に注意です。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

下がスチール製のセミオートシアです。純正のシアスプリングを移植します。製品にはシアスプリングが2本付属してますが元のシアスプリングを使いますので使用しません

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

外したのと逆の手順でセミオートシアを装着します。ある程度の位置に来たら元のシアピンを押し込みながら予備のシアピンを押し出し、完全に元のシアピンが嵌ったらEリングを嵌めて終了です。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

ハンマーもシアと同じ位置にEリングがありますので、マイナスドライバーなどでこじって外します。あとはハンマーピンを反対側からピン等で押し出せば外れます。そして一緒にファイアリングピンも外れます。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

こんな構成です。ファイアリングピンのスプリングですが外れ難かったのでフルオートシア側からネジを外しスプリングを外しましたがピン側からスプリングが外せる様でしたらフルオートシア側から外す必要がありません

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換
W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

ハンマーの形状がだいぶ違います。純正のほうが平らで作動性が良い感じです。だけどスチールハンマーは根元のほうから湾曲した形状なのでフルリコイルしても引っ掛からない様にしてると思います。ボルトと干渉する箇所にペーパー掛けしました。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

下がスチールのファイアリングピンです。形状はほぼ一緒ですね、ここだけはバルブに直接叩く役目なのでスチールにしたいです。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

フルトラベルキットに付属してた変なスプリングとEリングです。Eリングは各ピンの予備の様です。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

変なスプリングはオートストップレバーにこの様に装着します。嵌め込んでるだけなのでプライマーでカシメました。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

外した手順と逆でハンマーとファイアリングピンを装着します。ファイアリングピンはスプリングを装着してハンマーの溝に入る位置にセットします。ハンマーはハンマーロックレバーの位置に注意しながらファイアリングピンを溝に嵌めてピンで固定します。最後にEリングを嵌めて終了です。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換
W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

フルトラベルキットで一番重要な箇所です。元々バッファーが入りボルトの挿入部でもあるので開口口が広いです。その為にボルトが完全後退した時にガイドから外れてフリーになり再度前進した時にガイド挿入口に引っ掛かります。だからレシーバ側のガイド挿入口に抵抗を減らす為テーパーを付けます。ヤスリなどでボルトがスムーズに往来する様に調整すり必要があります。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換
W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

リコイルガイドを装着してフルコッキングして軽く離した時に画像の様に引っ掛かったら、まだまだです。テーパーの角度をもっと浅くしたりボルト側の凸部の干渉箇所を滑らかにします。

最終的にスムーズに引っ掛から無くボルトがフルリコイルすれば完了です。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換
W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

従来の位置からかなりコッキング出来る様になりました。

W&S GHK AK GBB フルトラベル キット と 内部パーツの交換

これでカスタムセレクターのボルトストップが使える様になりました。今回のフルトラベルにした理由がこれでした。

ボルトの重量化とフルリコイル化で作動に関して時期的に期待してませんが。マガジンを温めてなら、強烈では無いがフルリコイルでブローバックします。1マガジン撃つにはキツイですが、思ったよりはガツガツ撃てます。まあお座敷なので充分な出来ですね、これで良い年越しになるでしょう

今年も一年オヤジの自己満足にお付き合い頂きありがとうございます。来年も宜しくお願いします。

では 良い年を〜〜〜!!













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Posted by sinndesuyo  at 09:09 │GHK AKM